【評価】
ストーリー:8/10
構成 :8/10
演出・映像:9/10
インパクト:9/10
主観 :7/10
総合 :41/50
先日見た、パラサイトに似ているということから鑑賞。前提として、カンニングすることに意味がある世の中がおかしいと思う。それをさておき、この映画は、努力をどの方向に向けていくかという主題が置かれており、最終的にリンは自らの努力を他人へ、バンクは努力を自分(金)のためにすることを決意した。善悪ではなく、「何のために努力するのか」を考えた時に自分の才能の活かし方が人によって変わってくることを表現している。また、金に執着することで負け犬から抜け出すことができないことも暗示しているように感じる。