鑑賞後に自分でも驚くほどドッと疲れが来る。。それくらい、引き込まれてしまった作品です。
自分が高校時代や大学受験など……とにかく学生時代に、焦りを感じながら挑み続けた「巨大な何か」みたいなものとの対峙を思い出させられたりするんです。
細部に渡るまでとてもスタイリッシュで美しくまとまっていて、心地よさも感じました。
監督にこの作品についてインタビューをさせてもらった記事も公開になっています。
よかったら併せて是非！ タイの背景が少しわかるかもしれません。
◆学校への賄賂は当たり前…タイ映画史上1位の作品に込められた教育システムへの疑問
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/28984
タイはもちろん、ベトナム、フィリピンのような国々で大ヒットしたとことので、今のASEAN諸国の成長の勢いと焦燥感と、この映画の登場人物たちのそれとが実はすごくマッチしていたのかな、なんて思ったりもしました。
とにかくめちゃくちゃ面白いので、日本でも話題になってほしい。タイに抱いていたイメージも一新されてしまうような一作で、実際に今のタイへ行ってみたくもなりました。
