Mょん

バッド・ジーニアス 危険な天才たちのMょんのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

映像としてはとても良かった。役者の表情にスポットを当てている感じで、顔で演技力を見せてくるので目が飽きない。

ただ途中からストーリーに疑問を持ってしまったので集中できなくなった。
初めから思ってたんだけどさ、校長先生も言ってたように答え教えるんじゃなくて勉強教える方がいいのでは?という気持ち。馬鹿なのにお金で解決、初めから勉強する気は無いという奴らも腹立つ。あのピアノコード覚えられるなら多分頑張れば勉強もできるよ!!!がんばれって!!あと正義のバンク!お前も結局カンニングに協力するんかーーい!しかも最終的には金のためなら進んでやります、的な悪い男になってしまって私は悲しいですよ、、、と思い誰にも感情移入できなくなってしまった。
バンクの気持ちもわからないではない。自分は悪くないのに暴行され留学のチャンスを潰されて、巻き込まれて人生をぐちゃぐちゃにされてさ、やさぐれてしまって悪い道に進んじゃったのかもしれない。でもその心情描写がなかったので、コロッと闇堕ちしちゃった感じであの正義感はマジでなんだったのか??と腑に落ちなかった。

とりあえずストーリーは置いといて、映像が綺麗だったし、ドキドキハラハラな空気感はとても良かったし、バンクの顔、表情、仕草、体つきがセクシーでした。
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