劇場鑑賞122本目
父親と二人暮らしのリンは秀才。そんな彼女に性格が良いが成績に難のあるグレースと友達になる。成績が悪いと演劇に出られないと困るグレースに勉強を教え、試験当日、カンニングを手伝ってしまった。その後、グレースの彼氏である金持ちのパットの家に招待され、パットとその友人に協力してほしいと頼まれる。やがてカンニング計画は大きくなり、海を越える、、、。
最高なサスペンス、というよりクライム？ムービーでした。カンニングをあんなエキサイティングなストーリーに仕上げる発想が凄かったです。試験場が一種の戦場となって役者の表情、汗からはかなりの緊張感を与えてくれました。鉛筆の音がズシズシと響きました。途中の試験当日という文字と一緒に来るドン！も響きました。
私的に今までに味わった事のないハラハラ。秀才の主人公がまさかのカンニングの手助け。そこから始まる出会いという名の青春から、思わぬところでの妨害といったハプニング。そして主演のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンの好演ぶりが素晴らしかったです。
グレース役演じた、イッサヤー・ホースワンが可愛くて癒されますね。
