アノン

バッド・ジーニアス 危険な天才たちのアノンのレビュー・感想・評価

3.7
これまじずーーーっと観たかったやつ。たぶん初タイ映画なんだけど、あんまりクセ無いし観やすかった。

ただの高校生のカンニング映画ではないよ。スパイ映画かと思わせるほどの緊張感があってハラハラする。高校生の頃、テスト中のカリカリカリカリっていう鉛筆の音がめちゃくちゃ嫌いだったんだけど、それをうまく活用してた。あの音、人間をめちゃくちゃ焦らすんだよねぇ。

でもなんか思ってた内容とちょっと違ったかも。ずる賢い高校生全員が協力してカンニングするのかと思ったら、賢い同級生に金払ってその答案を金持ちのバカ共が必死に頂くという、カンニングビジネス映画だった。

あの時差を利用したカンニングはまじすごい。バーコードか〜頭良いね〜。

もうただただリンが天才的。頼れるし勘が鋭いし、何より強気な性格が良い。それに比べてバンク。最初の方は実直キャラで割と好きだったんだけど、最後になるにつれてキャラブレし過ぎてない?あいつがトイレでミスったせいで計画自体が危うかったのに、挙げ句の果てにはリンを脅すなんて最低にも程があるだろ?バンクには良い奴でいて欲しかったのにな〜金って怖いな〜。
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