タイ映画って初めて観たけど、音楽も映像もスタイリッシュで、臨場感もあって、中弛みもなく、最後まですごくおもしろかった！
カンニングは絶対悪いことなのに、主人公に感情移入して応援してしまった。自分も大学生のとき友達に出席表を出してもらったり、ノートをコピーさせてもらったり、単位落ちないように工作していたなぁと思い出した。大人だって才能を武器にしてお金にしてるでしょ？みたいな風に思ったり。
肉体的にも精神的にも傷つけられて堕ちるバンクは悲しかった。対照的に本当に大切なものに気付く主人公のリン。
学歴社会や格差社会への批判もうかがえるけど、一種の青春映画としてとてもおもしろく観れました。
