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バッド・ジーニアス 危険な天才たちのbucciaのレビュー・感想・評価

3.0
すいません、完全にタイ映画を見下していました。世間の評判があまりにもよくて試しに観てみたら、あら面白いじゃないですか。やってることはカンニングなんだけど、こんなにワールドワイドに展開していくとは、まるでスパイ映画のようでラストまで楽しむことができました。

ただ、唯一の不満はラストのバンクの扱い。彼に救いがないんですよ(大金を得たけれども)。主役を含め例えバッドエンドだったとしてもそれは自業自得だと納得するんだけど、バンクの場合はちょっと違う。バンクは元々正義感が強くまじめ、パットの罠にはまり人生を台無しにされ闇落ちしてしまったわけで、バンクの怒りは理解はできるけどリンに対してだけはああいう行動をとってほしくなかった。最後まで彼なりの正義を貫抜いてほしかったし救ってあげてほしかったな

主役のリン役チュティモン・ジョンジャルールスックジンはモデル出身で役者としてはほとんど素人らしいです。ただ、モデルだけにあってスタイルは抜群!その主役のリンなんだけど、登場時は本当に地味で可愛くなかった。それが学年があがっていくににつれて美人とまではいかないけど綺麗になっていくのがよかったなぁ。どっちかといえば友人グレースのイッサヤー・ホースワンの方が断然カワイイと思ってたんだけど、気がづいたらリンの方に夢中になってましたよ
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