MOROHAのツアーのドキュメンタリーであり、MOROHAのファンのドキュメンタリーであり、そして撮影したエリザベス宮地さんのドキュメンタリーとなっていて、熱くてそれでいて心の柔い部分を衝いてくるようなドキュメンタリーでした
そもそもMOROHAを知った契機は6年前に先輩のバンドがレコ発で対バンした3組のうちの1組がMOROHAだったことで、私はそのライヴに行けなかったのですが、ライヴに行った知人達が口々に｢MOROHAがやばい｣と言うのを聞いて<恩学>を聴き、衝撃を受けました
全然別の知り合いにもMOROHAを聴く人がいたりはしたものの、特に新譜を追いかけたりはしておらず、本作が劇場公開された時も気になりつつ観には行かなかったのですが、
最近疲弊していた時にふと、以前レンタルして一度も聴かずにいた『MOROHAⅢ』を聴いたら<宿命>にハマり最近は『MOROHAⅡ』と『MOROHAⅢ』をよく聴いてます
MOROHAが日本全国をタイトなスケジュールで巡るその姿だけでも十分かっこいい画が撮れてしまうと思うのですが、それに甘えないエリザベス宮地さんの姿勢や行動がすごくて、
中でもカメラを回しながらぼろ泣きしているとあるシーンはとても衝撃的でその本気さが、私は持ち合わせていない種類のものだったので畏敬の念を抱きました
竹原ピストルさんの朗読も良かったです
本作のDVDに付属のCDに収録されている<Memorii>と<30/20>もまたいい曲でした
本日(2018/5/17)恵比寿LIQUIDROOMでMOROHAと阿部真央の対バンを見ましたがライヴものすごく良かったです
