ストーリーと並行して見せるアフリカのリアルな情景と生活。
普段あまり触れることのない国の作品を観る貴重さと言うだけで、ストーリー的には微妙。
ドキュメンタリータッチのカメラワークで全編進む感じで、最初は一体どこを目指してこのストーリーは進んでいるのかわからないままにダラダラ進んで行くんだけど、
息子の手術代調達のシーンから、物語が一気に加速し短いピークがそこだけに集約される。
それ以降はまたダラダラとしたまま終わってしまう。
死んだ魚の目をして歌う主人公は、もう本作のタイトルが皮肉でつけられたように思えて来る。
幸子という名前の女で幸せな女性を見たことない。...的な。
