映画狂人

わたしは、幸福(フェリシテ)の映画狂人のレビュー・感想・評価

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ベルリン国際映画祭銀熊賞審査員グランプリ受賞作。
久々に観たアフリカ映画。
ざっくり言うと、息子の治療費を集める為に奔走する母の話。
コンゴの今を感じることが出来る貴重な作品であり、プロットや演出が非常にシンプルであるぶん力強い音楽の存在感が全編を彩る。
彼等にとっては日常の生活や風景をただ切り取っただけなのかも知れないが、いかんせん文化やら思想やら何から何まで別世界過ぎてどうにも入り込めないところも。
着地点に関しては邦題通り「わたしは幸福」に見えるが、本当にその束の間の幸福がこの先も続くのだろうかと一抹の不安を覚える。
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