JTKの映画メモ

ビサイド・ボウイ ミック・ロンソンの軌跡のJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

3.0
タイトル通り「ボウイの脇役」を全うして、癌に侵されて死んでしまったロックギタリストのドキュメンタリー。
語りの多くはボウイ自身。

「ジギースターダスト」を始め初期のボウイのサウンドはミック・ロンソン抜きでは成立しなかったのはボウイ関連本で知ってたが、映像で観ると書籍では伝わらなかった実直で誠実そう人柄がより伝わってくる。
不世出のロックスターかつ変幻自在のカルトスター、ボウイと並ぶには普通の人すぎますわね。
ジョンとポール、ミックとキースとかとは同列には語れない。

アンジーとかミック・ロンソンの妹とかルー・リードとかロジャー・テイラーとか、関係者かく語りき、みたいな部分は面白かったけど、ドキュメンタリーとしては凡作だったかな。

忘れとったけどモリッシーのプロデュースもやっとったんだ、ミック・ロンソン。
モリッシーが聴きたくなった。