GOSAY

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男のGOSAYのレビュー・感想・評価

3.8
「天才の孤独と苦悩」を描いた文芸作品で思い出したのは中島敦の「山月記」です。
本作にはボルグの少年時代が描かれいますが、まるでマッケンロー。「自ら恃むところ頗る厚く」のままでは恐らく一流選手にはなり得なかったのでしょうね。コーチの指導のもと感情をコントロールする事で一流選手に成長していったんですね。役者がまた「激似」でボルグ本人が登場しているかの様な錯覚に陥りました。
スポーツ映画でイケテナイのは実戦シーンが冴えない事ですが本作はイイ線いってます。
(WOW録画)
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