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V.I.P. 修羅の獣たちのLEEのレビュー・感想・評価

V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)
4.7
新しき世界などでお馴染みのパクフンジョン監督作品
韓国映画の真骨頂を見た作品だった


映画としてはとにかく胸糞!
殺人鬼を捕まえるもののお偉いさんの息子なので手が出せないというモヤモヤする状況で映画がずっと進んでいく
この殺人鬼がとにかく胸糞で、権力を盾にして最悪の事態を次々と引き起こしていく
かなりゴア描写もキツいので、軽い気持ちで見ると割としんどい作品ではあると思う
そんな殺人鬼を修羅と化した大人たちが本気で詰めていく駆け引きが非常にスリリングで見応えがある
アクションは殆どないんだけど、次々に変わっていく展開で観客をラストまでグイグイ引っ張ってくれる


最近の良くも悪くもワールドワイドでポップになった韓国映画にはないものを久々に感じれた一本
気軽に見れる作品ではないけど、オススメ!
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