カント

はじめてのおもてなしのカントのレビュー・感想・評価

はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)
4.1
ドイツ・難民コメディ💡こんなにデリケートな社会問題をコメディにする風刺性は、さすがドイツ😄面白かった✨
………以上、レビューおしまい。

【私の疑似・難民受け入れ体験】
私、難民を受け入れた事は無いけれど……数年前、娘の友達のJC(女子中学生)を2週間限定で受け入れた事が有ります。JCの親御さんは共働きで出勤が早く、JCの子は起きられなくて学校に行けないのです😰
「ヤバいよ!○○ちゃん、中三の2学期のテスト受けなかったら高校に行けなくなるよ。ウチで合宿していい?」と言う娘の友情を尊重して、私は受け入れを許可。
JCの親御さんも合宿を了承し、車でJCを我が家へ送り届けました。
……で合宿中、JCとの私の立場は、本作中のアンゲリカ(母)と言いたい所ですが😅本作中のゾフィ(娘)程度の関わり方で💦早朝のDVD映画鑑賞を終えた後、娘とJCを起こしてあげるのです。
「おじさんの見てたテレビからドカーン!ドカーン!ってウルサくて眠れなかった😰」とJCからクレームを受けました。早朝DVDの戦争映画の爆発シーンがJCの眠りを妨げたようです😅

▼本作ではナイジェリア難民ディアロ君を受け入れた事で、ハートマン一家の家族の本性が露呈していく様子をコミカルに描いているけれど、それは中流以上の生活水準だから成せる事であって、今の日本で難民を受け入れられる家庭が、どれだけ有るのか。経済面、居住スペースなど都市部は厳しい事でしょう。それ以前に言葉の壁が大きいでしょう😵💦

私の疑似・難民受け入れ生活も日本語が通じて(笑)2週間限定だから難なくクリアできたけれど、もう少し長期だったらハートマン一家の様に、諸問題が露呈してきたはず😵

家族以外を生活の中に入れるって言うのは大変な事ですよ。
カント

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