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「はじめてのおもてなし」に投稿された感想・評価

AMY

AMYの感想・評価

2.8
難民/移民問題をヨーロッパ流の笑いを織り交ぜながら描いた作品

コミカルだけどポイントは抑えていると思った

「イスラム原理主義」「ボコ・ハラム」「IS」などのキーワードが出てくる

頑固じじいなんだけど、何か騒ぎが起きてもDialloのせいではないと、Dialloは問題ない、と言うところに、Richardは差別主義者じゃないんだなと感じた
病院ではTarekにきつく当たるけど、それは差別じゃなくて若さが羨ましいだけなんだよね笑

薬物あり、サーカス集団あり、シマウマ乱入のパーティー騒ぎがあったり
Sofieのストーカーが家に来ちゃって、騒動になったり
どれも警察は来るんだけど、Dialloとは関係ない騒ぎだと説明してことなきを得るし、この映画だとコミカルな展開で終わるんだけど、現実だとこういう1つ1つがあらぬ誤解や噂を呼んで難民の立場を悪化させたりするんだよね…

国としてあんなに難民/移民を受け入れているドイツも、実際の国民の中には、犯罪が起きることや雇用が奪われることから反対する人が存在する

そういう描写もきちんと描かれていた

実際に劇中にも登場するけど、難民や移民と偽って国に侵入して犯罪を犯す人がいるのも紛れもない事実

でもだからと言って、「イスラム教はダメだ」「あの人種は犯罪を犯す」と一括りにすることは間違っている
この辺の理解が進むといいな

Angelikaが劇中で、近所の偏見を持つカルト信者のことを「全てのキリスト教信者がああとは限らないのよ」とDialloに説明していたシーン
まさにこの言葉が全てだと思う
どんなコミュニティにも色んな人がいて
そのコミュニティにいるからこうと決めつけるのはやっぱり違う

Bastiが何のステレオタイプも無くDialloと仲良くするところも、子どもはバックグラウンドや人種に関係なく人付き合いをできるという表れのように感じた

Dialloは、Hartmann家の人々やドイツの人々との会話の中で
「女の人でそんな歳なら結婚しなきゃ」「奥さんは旦那さんのもの」「旦那さんには敬意を払わなきゃ」などと発言

一見、男尊女卑的、時代錯誤的で多様性を無視した発言と視聴者を驚かすけど、そういう文化や教育の中で育ってきた彼には、彼の方が普通でドイツ人の方が奇妙に映るんだよね

Hartmann家の人々はこれに対して、普通の考えではないとかおかしいと批判するのではなくて、「ドイツでは〜なのよ」と優しく教える
ここがすごいなと思った
違いを受け入れた上で教えてあげる、これができたらどんなに世界が平和になるかとつくづく思った
Mimino

Miminoの感想・評価

3.8
原題: Willkommen bei den Hartmanns/Welcome to Germany
笑えて考えさせられるドイツ発コメディ。2016年ドイツ興収で一位。今は状況がもう少し穏やかだといいが。。結局難民のディアロが一番徳が高い。これとフランスの「最高の花婿」ドイツ「希望のかなた」を観ると移民や難民に対するヨーロッパの受け止めがよく理解できる。
ミュンヘンに住まう裕福な一家で、中年の危機に瀕する病院医長の夫と暇を持て余す元教師の妻、自分探し中の万年大学生の娘にワーカホリックで離婚歴のある息子と問題児の孫から成るハートマン一家。各々に問題を抱える一家が、母の発案でナイジェリア難民の青年ディアロを受け入れたことで変わっていく様を描いたコメディ映画です。

国が複雑に統廃合を繰り返してきたヨーロッパが歴史的に抱える問題で、2015年にはアフリカや中東を中心に難民・移民が数百万人となる欧州の難民危機を受けてジーモン・ファーフーフェンが作り上げたドイツ映画で、登場人物が繰り広げるハートフルなドタバタ劇が大衆受けして2016年のドイツ国内の興行収入で第一位を記録しました。

難民危機をシリアスに捉えるのではなくコメディに徹した作劇で、五月雨に登場するキャラが次第に繋がって大団円を迎えます。難民問題への掘り下げは浅く、あくまでひとつの要素としてしか描かれていませんが、100万人以上を受け入れた一方でケルン大晦日集団性暴行事件の発生もあって反発も大きいドイツでは意味あるキレイゴトです。
安っぽいB級ドラマのような演出だけど

それが逆に難しい問題を気楽に考えられるという好結果に。どこの国でも排他的な人はいて実はコメディ扱いになるのだなということが知れて安堵。
mh

mhの感想・評価

-
難民問題をテーマとしたソープドラマタッチのファミリーコメディ。
テンプレキャラにテンプレ展開なんだけど、それぞれ誇張が強くていい感じ。
整形してるお父さんとか、自分探しを続けてる三十代女性とか、薬物ありの乱痴気騒ぎとか、ワーカーホリックを精神疾患扱いしたりとか。
2016年製の映画なのに、誰しも結婚して子どもを作るべきだという考えだったり、ゲイネタで笑い取ってるのは少し戸惑う。
弱者がジャスティスなのもちょっと古めかしい作劇と思った。
とはいえ、ずっとハイテンションで、やたら転がるので、最後までついついのめり込む。
例によって、戦争ものと間違えて借りちゃったんだけど、これはこれで面白かった。
めっちゃB級…いやC級…
題材はいいのに、流れだったり、展開だったり撮り方だったり、演技だったりが安っぽい
でも、めっちゃハッピーエンド
自然と笑顔になる作品

ドイツ在住人の良さ
移民、難民の辛さ
が表現されてる

歳を取って若い頃を思い出し努力する
現在の環境に満足せず自分探しをする
周りの人はあんなに輝いてるのに…
でも、そんな日常にちょっとした変化が訪れる
その変化が家族を良い方向に変える
tomico

tomicoの感想・評価

3.5
ベルリンの駅にウクライナ難民を受入たいドイツ人が集まっているニュースを見て、こちらの映画を思い出しました。

状況は全く違うと思いますが、ヨーロッパで難民受け入れがどのような問題になっているのか、コミカルにわかりやすく描かれていたと思います。

アフリカ系難民の男性に大学院生の女の子がなぜ結婚して子供を産まないのか?と言われるシーンを覚えてます…。
ぼ

ぼの感想・評価

3.5
面白いけど、考えさせられる作品。誰もがこの家族のように受け入れることができるか?といえば出来ないと思う。
RRR

RRRの感想・評価

3.2
・コメディー&難民問題 軽めに描いてはいるがシビアな内容
・若干中途半端かなと言う感じも…
Ask

Askの感想・評価

3.1
お金があって裕福で何も困っていない(ように見える)ドイツの一家が難民の青年を受け入れて、本物の幸せ、大切なものを知る家族、人の話。
(以外にもアクションあり!)
宗教、親子、夫婦、難民・・色々な問題がごちゃごちゃ。
でもすべてよくまとまっていてとにかく面白い!

「気持ちが大切」とても分かります。でも花束は花の豪華さで決まると思います♪
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