たくみ

判決、ふたつの希望のたくみのレビュー・感想・評価

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)
4.0
ほんの些細な言い争いが民族闘争に発展してしまうって恐ろしいお話。

これは多分自分が少し変わっているだけなんだろうけど、自分は民族とか国家とか言うくくりに殆ど価値を感じていない人。世の中には自分が好きな人と嫌いな人と知らない人の3種類だけが存在していると真剣に思っている。

なのでこの作品で描かれる、民族同志の対立ってのは正直あんまりピンと来ない(^_^;)例えば、自分に酷い事をした人を憎むのは当然だけど、その人が例えば○○人(例え例題でも実際の国を書くと反感くらいそうなので伏字にする)だとして、その国の人を全員嫌いになるってのは違うだろうし、その国の文化とかお国柄はもちろんあるだろうけど、きちんと郷に入っては郷に従ってる人も居る限り、やっぱり民族単位で嫌いになるのは間違っていると思うんだよね。なので、日本人に酷い事をされて日本が嫌いになった人にも、別に自分が酷い事をしたわけじゃないので責任を感じる事もないし、日本人だからって理由で嫌われたくないのですよ。

と否定から入ってしまいましたが、作品の見応えは凄かったですよ。世の中にはまだまだ知らない事いっぱいありますね。

因みに、これは日比谷のTOHOシネマズシャンテで観賞しましたが、ド平日にも関わらず開演40分前で既に残席が3席のみ( ̄□ ̄;)!!もちろんその後完売になりました。これから観る人はご注意下さい。
たくみ

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