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判決、ふたつの希望のkのネタバレレビュー・内容・結末

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

終わった後にジーンときて涙が止まらなくなってしまった。

でもこの涙に名前をつけられるほど私は大人じゃないし歴史を知らない。
泣くのは簡単だけど、パレスチナを含む中等問題は本当に根深い問題で、他の国と接触しない島国住んでる私にはどんだけ勉強しても理解しきれない問題だと思う。

ヤーセルの頑固さには最初はイライラしたけど、、。
ヤーセルとトニー苦しみはお互い底知れないものがあって複雑な歴史の元、お互いが被害者なんだよね。
トニーは簡単に謝ることが出来ないからこそ、ヤーセルも内紛の被害者であるからこそ、どうしてもお互い謝ることが出来ない。。映画が進むにつれて2人の背景やお互いの気持ちが変わっていく姿が描かれていてとてもいい。

ヤーセルがトニーの車を直したように、この蟠りがなければ本来は支え合うこともできるのに、、。本当に難しい!

地球上には国を隔てる線もないのに、どうして人は線を作って違いを作って、いくんだろう。。また5年後とか定期的に見て行きたい映画。
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