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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブルの毱のレビュー・感想・評価

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『花様年華』と『タイタニック』をあげて語るドラン。
彼は映画を撮りながら生きることを実感している、映画こそが彼の人生だ、という周囲の評に、いま聞くからこその重みを感じる(そしてギャスパーの在りし日の姿にに泣きそうになる)。

『小説家の映画』でキムミニがいうように、彼に引退しないでとかいうことはエゴだとわかっている。けれど、いつかまた撮ってくれる日があればいいな、みたいなことを思いながら。
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