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ジョニーは行方不明/台北暮色のjuriのレビュー・感想・評価

4.0
本作、ホウ・シャオシェンがプロデューサーを務めたらしいです。まだ3作くらいしか見ていないけど、ほんにこの人は画作りが上手いなあ〜。

感想を読んでいると「都会に生きているものの孤独」というワードが目に入るけど、個人的にはそれは気にならなかったな。全く寂しくない、と言われたら嘘になるだろうけど登場人物はみんなそれぞれ楽しくやってますよ。台中に住んでる愛人?から君が心配なんだって言われても、ちっちげーよだからあなたとはもう一緒にいたくないの、ねーインコよ♡って感じよな。

インコ好きのお姉さんのお芝居が素晴らしい。この人ほんとに鳥好きなんだろうなと思わせる自然な演技。インコのナイスプレー。そんなインコがいなくなってしまって迷い込むシノワズリなデザインの屋根。台湾は日本人にとってかなり馴染み深い国ですけども、当たり前に異国なんだよね。その、迷い込んだ感じがいい。何度も言うけど自然なのがいい。
台北には10年ほど前に5泊したのだけど、さすがに台北だけで5泊は最後やることがなくなった。次は一人で南の方まで下ってみたいなー。
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