ジョニーは行方不明/台北暮色の作品情報・感想・評価

ジョニーは行方不明/台北暮色2017年製作の映画)

强尼·凯克 強尼·凱克/Missing Johnny

上映日:2018年11月24日

製作国:

上映時間:107分

3.7

あらすじ

「ジョニーは行方不明/台北暮色」に投稿された感想・評価

Missing Johnnyというタイトルがいい。
電話がかかってくる。Johnnyという知らないひとの誕生日を祝う電話だ。間違い電話なのだ。
鸚鵡がものすごくなついているのに驚く。本当に飼っているかのように懐いている。
全速力で狭い高架の通路を走るシーンがとても好きだった。
結局どこへもいけないかのようだ。
鳥籠の鳥とも響きあうシーンのようにも思えました。
暮れていく台北に惚れ惚れした
映画でみる、人同士の繋がりはこれくらいが疲れなくて良い
わりに好きだった
人って普通に生活して生きてるけどそれぞれ色んな過去とか辛さとか痛みを背負ってるよなあって、お互いに通じ合うシーン後から来る良さあって辛い事とかその痛みを抱えるのって誰かと救い合える関係になるためなんじゃない、むしろその関係のために傷負って痛み感じながら生きてんのかなあとすら感じた。
最後のシーンのカメラワーク良くて観てる人の視線を登場人物から自分達の暮らしに持っていってくれる感じがして、自分たちもそうなんだなあって思わせてくれるし映画の世界から脱出させてくれる感もあったなあ
Karuna

Karunaの感想・評価

3.8
その街、その場のリアルな空気感、生活感がとても伝わってくる。色彩、音、会話どれもよかった。

コンビニ前での会話が印象的。
近すぎると人は愛し方を忘れる、衝突する、みたいな

あと路地ぐるぐるするところ好き
Risa

Risaの感想・評価

4.8
あまりにもリアルだった。映画じゃなくて生活を見てる風でもなくて、もうそこでの生活に戻ったような感じ。

生活音がすごくくっきりしてて、捷運の絵も座ってて目で見る目線。話し方も、家族間の会話の間も距離感も、なにもかもがリアルすぎて、セリフらしさが一切ない、本当に生活そのものだった。

:但都是講一些很表面的話,沒什麼交集。
:沒關係啊,我覺得有時候人跟人之間距離太近會不知道怎麼去愛。這樣也沒什麼不好。
べん

べんの感想・評価

2.0
ユーロスペースにて。コンビニ前のショットと人形劇?にパンする長回しが良かった記憶。
slow

slowの感想・評価

4.5
何年も前に見た夢を、今この街は見ているのだろう。同じ夢の中にいながら、擦れ違い続ける覚えのない顔と懐かしい声は、馴染みの友のようであり、見知らぬ旅人のようでもある。リアリズムが語るおとぎ話に存在する、青鈍と唐紅が落ち合う暮色蒼然の景色と、それを横切る鳥たちの姿。それはわたしなりの抵抗と、ここにいない人への想いを行き来する、わたし自身の姿だったろうか。

物語にて描かれる人々の吐くため息に何度助けられて来ただろう。ここにもまた、言葉を必要としない、その瞬間があった。
DZ015

DZ015の感想・評価

4.2
じっくり行間を読ませてくれるとても好きなタイプの作品。車中生活の男性フォン、おそらくアスペルガー症候群の少年リー、謎めく美女シュー。台湾の都市台北に暮らす三人それぞれの背景はほとんど明らかにされないが、ちょっとした会話の端々にそれぞれの抱えるものが透けて見える。

長回し多用でたっぷりと取られる「間」、必要最低限の台詞、音楽。美しい映像。初監督でこんなゆとりある作品が撮れるものなのか。小さな物事の積み重ねで息が詰まっていく日々。謎の男ジョニー、度々エンコする赤のスズキ等寓話的演出と含蓄ある台詞。派手な展開はないのに確かな何かが心に残される。なんだろうこの切なさ。今後とも要注目の女性監督ホアン・シー。あと今どきのインコはこんなに懐くのかとびっくり。

原題「強尼・凱克(ジョニー、インコ)」も俳句のようで素敵ですが当初の「ジョニーは行方不明」から変更されたという「台北暮色」という邦題がこの作品の空気感を見事に表現していて素晴らしい。
juri

juriの感想・評価

4.0
本作、ホウ・シャオシェンがプロデューサーを務めたらしいです。まだ3作くらいしか見ていないけど、ほんにこの人は画作りが上手いなあ〜。

感想を読んでいると「都会に生きているものの孤独」というワードが目に入るけど、個人的にはそれは気にならなかったな。全く寂しくない、と言われたら嘘になるだろうけど登場人物はみんなそれぞれ楽しくやってますよ。台中に住んでる愛人?から君が心配なんだって言われても、ちっちげーよだからあなたとはもう一緒にいたくないの、ねーインコよ♡って感じよな。

インコ好きのお姉さんのお芝居が素晴らしい。この人ほんとに鳥好きなんだろうなと思わせる自然な演技。インコのナイスプレー。そんなインコがいなくなってしまって迷い込むシノワズリなデザインの屋根。台湾は日本人にとってかなり馴染み深い国ですけども、当たり前に異国なんだよね。その、迷い込んだ感じがいい。何度も言うけど自然なのがいい。
台北には10年ほど前に5泊したのだけど、さすがに台北だけで5泊は最後やることがなくなった。次は一人で南の方まで下ってみたいなー。
青豆

青豆の感想・評価

4.3
"距離が近すぎると人は衝突する。
距離が近すぎると人は愛し方も忘れる。だから大丈夫。"

口にしないだけで、誰もが何かしらの傷を背負って生きているのだと、セブンイレブンの外で酒を飲みながら語らう二人を見ながら思った。
暮れゆく街、台北の夜景、鳥の鮮やかさ、緑を濡らす雨。
鳥のさえずり、そこかしこから聞こえる着信音、街の喧騒、料理をする音。
それでも世界がこんなにも美しいのは、そこに痛みが伴うからこそなのかもしれない。
エンコばかりするポンコツのスズキまでも愛おしく思えるほどに。

?年越しの念願が叶ってようやく観ることが出来て(いつの間にかレンタル出来るようになっていた)、そしてその期待を裏切らない美しい作品で、わたしは嬉しい…
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