ジョン・ワッツ監督はマジで怖い大人のおっさんを描くのに長けた監督で、前作ホームカミングでもマイケルキートン演じるバルチャーが印象的でしたが、今作でその役を担うのがあのジェイクギレンホール。現代っぽく上手くアレンジされたミステリオが良かったですね。
ナイトクローラー観てる人間にとってはジェイクギレンホールなんて一番信用してはいけない大人だって感じなんですがそこはやっぱり演技派俳優ジェイクギレンホール、前半と後半のギャップが半端ない。まだまだ未熟な若きスパイダーマンに大人のズルくて怖い側面を見せつける役どころを演じ切ってましたね。
国家レベルの大事件と学校のヨーロッパ旅行が同時進行する前作から引き続き風通しの良いスパイダーマンワールド。MJとの爽やかな恋愛模様も物語に華を添えてましたね。
エンドロール後に出てくるあの人の姿はファン的にはいい意味でのサプライズですね。