ストーリー：舞台はニューヨーク。地下鉄の中でカバンが置き忘れられていることに気が付いたフランシス（クロエ・グレース・モレッツ）はそのカバンの持ち主であるグレタ・ハイデッグ（イザベル・ユペール）にカバンを届けるために彼女の家に向かった。「夫を亡くし、娘はパリで勉強している」グレタとつい先日に母親を癌で亡くしたフランシスは意気投合し、親密になっていくのであるが、グレタの家の中でフランシスがあるものをみてしまったことから状況が一変する。
落とし物を持ち主に届けてしまったがために災難に巻き込まれてしまうという世にも奇妙な物語みたいな不思議な話が魅力的であります。
グレタがなぜここまで壊れてしまったんだろうという疑問もあるが、グレタを演じたイザベル・ユペールの狂気じみた演技は良かった。そしてクロエ・グレース・モレッツが出ていると観たいってなりますね。
ホラーやサスペンスが好きな方にお勧めですし、グロもきつくないし話も分かりやすいのでわりと万人受けなのかなと思う。ただ何か深い社会的なメッセージとかを求めている人には物足りないのかなあとも思いました。
