最後のシーンは、急にギアがローに入ってしまったみたいに、やや唐突な感があったが、その迫り来る恐怖は相当にリアルで見応えがあった。
見終えて思うのは、何というか展開が淡白だったというか、シーン毎にやや冷静さがあるというか、一本の映画として、クライマックスまでの盛り上がりの作り方が上手くいってなかった感があった。
それにしても、「ジュリアン」というタイトルに違和感が残る。
ジュリアンじゃなくね?
と思い、原題を調べてみると、Jusqu'à la gardeで、翻訳すると「拘留まで」とのこと。
邦題、ひどいな