劇場鑑賞【30】
シリーズ開始から10年、ついにスクリーンへ。
シーズン1の時、自分はまだ中学生でしたからね~。放送当時、世は北京五輪に熱狂してました。ボルトのあの両手を広げながらの世界新には驚愕しましたよ。月日を感じます。。。
藍沢たちの「旅立ち」を描いたシリーズ完結作、、、、なのかな?そのへんはハッキリ明言されてないですね。
とにもかくにもあの『コード・ブルー』が映画になるとは!
まぁ正直わざわざ映画にする必要あったのかとは思いますが(笑)
コードブルーらしくドラマで描いて欲しかったですが、その辺は置いときましょ。
ドラマの3話分くらいをギュッと2時限にまとめた印象。
詰め込んだ感はありますが、きれいに終わらせてましたね。
シーズン1から観てきたファンからすれば、ほんと感慨深いですよ。
あの未熟なフェローたちがここまで成長したんだなと。
一番変わったのは藍沢(山P)と白石(ガッキー)ですね。
藍沢なんてシーズン1の時は、青年の腕を切断して「面白かった。」とか言うサイコパスでしたから(笑)
それが今じゃ「誰かの為に医者でありたい。」と言う程の素晴らしい救命医に成長しました。
あんなに頼りなかった白石もリーダーとして救命を引っ張っていく姿は、あの頃からじゃ想像つかないですね。シーズン1を見返して一番酷かったのは藤川よりも白石でしたから(笑)
ライバルでありギスギス感があった5人が、仲間であり家族のような強い絆で結ばれた関係になっていったのは感動的でした。
シーズン3でいまいち掴み所がなかった雪村(馬場ふみか)の事をしっかり掘り下げてくれて嬉しかった。その分他のフェローたちはおざなりだったかな。
シーズン3から脚本家が変わり若干テイストが変わってしまった事が不満だったけど、それでもコードブルーという素晴らしい作品に出会えたことに変わりはないです。
もし続編があるのなら、その時はまた藍沢たちと共に命に向き合っていきたいと思った。
名作と言われる完成度ではないかもしれないけど、彼らの成長をみてきた人たちにはきっと感動できる作品だと思う。
ありがとう、
コード・ブルー