今まで様々な日本のドラマが映画化されてきましたが、個人的には間違いなくその中でトップレベルの傑作が誕生したと思いました。
まずドラマから映画化されている作品の評価の一つとして重要なのは今まで見てきたファンの心をちゃんと掴む作品になっているかということ。
今作ではちゃんと要所要所で各キャラが活躍するような話の構成になっておりそれぞれの見せ場がちゃんと用意されていました。さらに音楽やそれに伴った演出などもちゃんとドラマ版を踏襲しておりファンにはたまらない作品になっていたと思います。
では一本の映画としての評価はというと、今作のメインテーマである「想いを伝えること」に全て絡めていきながら、様々なトラブルが主人公たちに襲いかかる様子をオムニバス形式っぽく描いていき、最後には主人公5人それぞれがこれからの新たな一歩を踏み出すまでを丁寧に描いていたとても秀逸な脚本に脱帽しました。この作品一本だけでも十分良質な作品になっていたと思います。
日本のドラマっぽいくさい演出も多々ありましたがなんだかんだで泣かされっぱなしでした!
コードブルー万歳!山Pバンザイ!!