Jean

劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-のJeanのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2018.09.01 日本語視聴


苦しいことが自分を育ててくれる

それがわかってても、
心は追いついて来てくれなくて

不甲斐なさや辛さに
押しつぶされていく

そんな心を癒せるのは
仲間なのかもしれない

逆に押しつぶされそうな同士を救えるのは
仲間である自分なのかもしれない

ちょうどそんなことに悩んでいたからこそ、
すごく共感する部分が多々あった


見えない心を相手に
自分たちにできることはあるのか?

自分の気持ちを伝えるしかない。
一生懸命。

でも思いのほとんどは相手に伝わらない。

言葉はあいまいで難しい。

でも伝い続ける。


この作品は命をテーマに置いてるからこそ、
よりこの言葉の意味を深く感じる

言葉の端々が私に突き刺さって、
どこか鼓舞された気がした

どんなに辛くても、明日はやってくるんだと

その明日に向かって、私たちは突き進む

そんな彼らを見てると
何故だか他人事とは思えなかったりする



ストーリーは詰め込み感マックス
構成がイマイチ
もっと泣ける映画になったと思うので、
すごくもったいない気もした

でも、端々の言葉は
語りかけられてるようで
私はこの映画をもう一度見たいと思う

あの5人がどんな思いで10年を共にしたのか

10年を経て、何を思うのか

言葉1つ1つに込められた
年月と想いをもう1度確認したいところ
Jean

Jean