5人の成長や深まっていく絆などを、医療という緊迫した状況の中、素晴らしく表現していくドラマでの良かった要素を潰すことなく、映画に生かすことができてました。
しかし、微妙だと感じた点も結構あります。
①劇場版感が薄い
日曜日にシーズン1を1話ずつ連続で放送していたのですが、今作もそんな感じ。映画を観ているというよりかはドラマを観てるような印象。
別にドラマのスペシャルでやってもそんなに変わらないんじゃないかと思うほどのレベルでした。
②盛り込みすぎ
これはドラマでも同じことですが、フォーカスさせる家族が多すぎ。
それが故に、不幸なことが起こったかと思ったら、すぐ次の家族に移り変わっちゃうから、感動に浸りたいのにできませんでした。
感動させたいのかさせたくないのかよく分からない作りになっていたので、もう少し、フォーカスさせる家族を減らした方が良かったんじゃないかな。
③無駄なストーリー
切っても切り離せない家族関係や息子の臓器提供による親の苦悩などの重いテーマが組み込まれていた中、救出するべき側の藍沢が事故に巻き込まれてしまうというストーリーもありましたが、マジでいらなかったです。
そこまで興味深くなかったため、本当にどうでもいいストーリーでした。
ドラマのコードブルーは好きでしたが、正直、もう充分です。
