とてもヤバくて最高です
水と油が混ざり合い鈍い光を反射する九龍城の路地を血まみれのアンディ・ラウが逃げ惑い転ぶ。
そんな彼を抱きかかえ必死に退路を捜すドニーさんですよ。
陳光栄のスコアが身体の芯を揺さぶってくる。
あのシーンだけ永遠に見てられる、というか見続けたい。
めちゃくちゃエロチックでした。
香港
したたかに見える街のぬめった床のほんの裏側には、刹那と遣る瀬無さが饐えた匂いを伴って染み付いている。
昔から、そして時間が経ったのに何も変わらない現在も。
そういえばリー・ロックも逃げ出した廉政公署って今どうなってるんだろう。機能しているのだろうか。いや、すでに警察自体が機能してないか…
苦しくて息ができない。