tanziさんの映画レビュー・感想・評価

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さすらいのカウボーイ(1971年製作の映画)

3.9

うんと昔子供の頃、インディアンや駅馬車、騎兵隊が登場するような伝統的西部劇を観る前に自分が最初に触れた西部劇が、この『さすらいのカウボーイ』(1971)だった。

今日BSPで観るまですっかり忘れてい
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笑の大学(2004年製作の映画)

3.6

検閲という国の行う暴挙がさほど遠い話でもないこの時期にBPSで観ながら色々な事が頭をよぎった。

ほとんどが取調室という、いかにも舞台劇の脚本を活かした形の映画だったけど、役所広司の演技が全てを凌駕し
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ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年製作の映画)

4.1

ヨ・ジンク主演『ファイ 悪魔に育てられた少年』
誘拐された先で育てられたために、ファイという少年には犯罪グループメンバー5人の父親がいる。

冷血な犯罪者集団でありながら、形こそ違えど皆それぞれに「息
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浮城(2012年製作の映画)

3.6

2012年に製作されたアーロン・クォック主演『浮城』

1940年代、英国人と中国人の間に生まれた男の子が蛋民の夫婦に売られる。

前半から中盤にかけてはどうも乗り切れない気がしていたのだけど、
19
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いつか、また(2014年製作の映画)

3.6

フォロワーさんに面白いと言われた『いつか、また』
中国の作家 韓寒脚本監督作だった。

キャストが豪華でまず驚き。女優の使い方がうますぎる。
男と文通相手のシーンなんか最高。

音楽が底上げしてるなと
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背徳と貴婦人(2017年製作の映画)

2.9

ファン・ビンビン主演。
乾隆帝の2人目の皇后、継皇后の孤独感を美しい映像で切り取ったフランス映画。

大陸の後宮ドラマがどこまで当時の紫禁城の風俗やしきたりに忠実かは分からない。

けど、どこにいても
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

3.8

たった今BS12で見たばっかり

前半より中盤以降の(心の)接写具合がいい
たまたまつけたテレビで放映してたので最初から見ることができたけど、この作品の存在自体知らなかった、ありがとうBS12

過度
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項羽と劉邦(2011年製作の映画)

3.3

ファーストショットからダニエル・リーだ!!!!音楽はいつものヘンリー・ライだし、オープニングかららしさに笑ってしまい、要は大変楽しかった。

これは中国大陸資本ながら本質は間違いなく香港映画。
大陸の
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モンスター・ハント 王の末裔(2018年製作の映画)

3.7

楽しかった!!!
トニレさんのコスプレ大会が超キュート
そのトニレに惚れてる李宇春が気に入った

CGの妖怪君達も可愛いくて種族を超えた家族愛にも心がほっこりする
ソフトには日本語吹き替えもあり、まさ
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.0

1989年、ベルリンの壁の崩壊も知らず病で意識不明のままだった東ドイツに住む一家の母親が奇跡のように目覚めた。

ショックを与える事は命に関わると、ドイツ社会主義統一党の熱心な党員だった母のために息子
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

4.0

『毒戦 BELIEVER』もやっと観た
これくらいの改変がありオリジナルの印象的なキャラやシーンも使って、「らしい」リメイクは成功したと思う

登場人物たちのアクの強さは圧倒的にこのリメイクの方がおっ
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EXIT(2019年製作の映画)

4.0

最高!
チョ・ジョンソク、イム・ユナ主演

主人公のヨンナムが逃げ回るうちいつの間にか無敵のヒーローにならないだけでも評価できる

気軽に見始めたけど、学習塾の子らの為に→を描いたとこでは号泣するかと
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(1985年製作の映画)

3.8

陸川監督の『項羽と劉邦 鴻門の会』を観た時にこの『乱』を思い出したので大変久し振りに観た。

数十年ぶりだったけど記憶と随分違うことに驚き。同時に『影武者』も再度観て、どうやらこの2作の記憶がごっちゃ
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暗数殺人(2018年製作の映画)

4.0

『暗数殺人』
キム・ユンソクとチュ・ジフンでバイオレンスを想像したけど、非常に静かなミステリー作品であった

2人の演技が見事
特にジフンの左右の目の大きさが違うことをこれほど強調した映画はないし、法
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.1

遅ればせながらやっと観た

噂にたがわず面白かった
設定だけで大勝利

キャラもコメディとアクションの塩梅も良い!

何も知らなかったので
クライマックスで(何でこんなところに椅子があるんだろうなぁ)
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項羽と劉邦 鴻門の会(2012年製作の映画)

4.0

項羽と劉邦の何かを見ようとして選んだ一本。
チャン・チェン、リウ・イエ、ダニエル・ウーが出てることしか確認せず、何役かも知らなかった。

オープニングから数分で誰が監督か気になりすぐ調べたら陸川だった
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.1

ぼんやり女性2人のロマンスかと思って見たら、実は3人の女の話でした

階級も立場も超えてひととき労わりあい助け合い過ごした時間のなんと豊穣なことか

特に令嬢と画家の互いに向ける眼差しの激しく必死なこ
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.6

カン・ドンウォン1人無双じゃなかったのが良かった
痺れたのはジュニの登場シーンのカーアクションとユジンのラジコンカー。ここは100回見てもいい。ものすごく気に入った!
エンタメとして見応えありすぎます
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白い恐怖(1945年製作の映画)

3.3

さすがヒッチコック、映画としての完成度は当時として抜きん出ている

名作と手放しで言いたいところだけど、今見ると女主人公のバーグマンの置かれた立ち位置がめっちゃしんどい

お前は女なのに堅物だ恋せよと
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海外特派員(1940年製作の映画)

4.5

ヒッチコックの『海外特派員』を観る
映画史には全く詳しくないのですが、観ながらこれは現在の映画フォーマットの雛形なのだと時間を追うごとに感じて驚き

サスペンス、アクション、パニック映画、意外な人物が
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.4

ラストサムライ実は初めて見た
トムクルーズに刀持たせてチャンバラさせたい!という熱意をヒシヒシ感じた

小雪よトムと寝るのはやめて〜と祈るように見ないといけないとか、ちょっとノイズ

いわばダンス・ウ
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カンフー・ヨガ(2017年製作の映画)

3.2

2018年 1月 7日のメモが残っていたので供養

カンフーヨガを客3人というレイトで決めてきた。
この虚無感と、待ってました!ノリはスタン・リー監督であるからこそ!腹押したら水出るとか鼻水を拭く時の
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ムーラン(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ドニー・イェン ファンが見た実写ムーラン長文感想

色々ありすぎてかなり放置気味になってしまったけど、円盤が発売されたので買いました。

当初ニキ・カーロが監督すると聞いて自分はとても期待したんです。
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ホワイト・ストーム(2019年製作の映画)

3.8

最近のハーマン・ヤウは本当にソツがない。職人技に磨きがかかってます。
なんかこう思い切り香港映画を見た!って満足感に浸れました。

人物相関図がわかりにくいし削ぎ落としすぎで心情は掴みにくく、おまけに
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ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』
待望のライカ最新作

この感想を無難に書ける自信がないけど、なんとか頑張って書いてみようと思う

ミスターリンクのためヒマラヤに向かう一行が大陸を横断する
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.4

子供も楽しめるアニメーションなんだけれど、そこに通底しているのは歴史から学ぶ事は抱えきれないほどある、ということ

過去をファンタジーとして描きながら『今』を突きつけてくる

アングロ・サクソンとケル
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.2

大ヒット映画『鬼滅の刃』を寿ぎに行った
普段見てるのとは全然違う幅広い客層にまず嬉しくなったし、皆さんマナーも良くてラッキー

また映画にするのでしょうから、次回はもう少し音響を改善して、テレビとは違
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.0

俳優、監督、プロデューサーとして中国の超がつくヒットメーカー、徐峥(シュー・ジェン)主演の2018年のヒット作

彼がどれほどのヒットメーカーかというと、
大掛かりなCGもアクションも豪華な衣装美術や
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.4

原作既読
母と娘のシークエンスは泣いたし、盗撮や痴漢、あんぱんのくだりは淡々と描いてあっても重い

そのうえで、映画化でよかった部分悪かった部分両方あると感じました

まず悪かったのは、
具体的な人物
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.6

見応えがありました
とても面白かった!
俳優達の言葉遣いや抑揚がとても安心させる
蒼井優は当時の女優を参考にしたのでしょうけど、私には原節子を思わせる喋り方でした

「なにも知らない顔をした」妻がやが
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.6

『ようこそ映画音響の世界へ』を観て、俄然観たくなりました
同じ立川シネマシティで観ることができて本当に良かった

とにかく音響がすごくて1979年の作品とは思えぬほどの完成度

オープニングのヘリのプ
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鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

4.2

意見は分かれるだろうけど、自分は『薄氷の殺人』よりもうんと好きだった。

オープニングの傘のシルエットからのグイ・ルンメイお約束、と判っていてもゾクゾクする。
そしてホテルの地下で行われる泥棒講習会か
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パリ・オペラ座バレエ・シネマ 2020 「ミルピエ/ロビンズ/バランシン」(2015年製作の映画)

3.4

パリ・オペラ座 バレエ シネマ ミルピエ/ロビンズ/バランシン

バレエをそんなに詳しく知っているわけでもないけど、こうして映画館で観る機会があるのはありがたい。

ボリショイより少しお安い一律料金3
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

2回以上見ることはわかってるけど、なかなか行けてないのでとりあえず初見で感想

映像の作り方、コンセプト、配役、音楽(ハンス・ジマーじゃなかったけど)なにもかもノーランらしかった

終盤になるほど加速
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狂武蔵(2020年製作の映画)

2.8

狂武蔵とはよくつけた

迸る狂気の世界
よくこれを作ろうと考えましたね

世界でもそうそうないですよね

坂口拓と下村勇二の原点ここにあり

そしてクラウドファンディングで完成させた、その執念に手が腫
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

4.0

‪何は無くともモータウンという時期がありました。‬
全てのものに光と影はありますが、これはモータウンの光の部分を切り取った一篇。ずっとニコニコしてしまった。

モータウン関連の映像をよく見ている人にと
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