TaiRa

サニー/32のTaiRaのレビュー・感想・評価

サニー/32(2018年製作の映画)
-
正直、白石和彌あまり好みではないのだけど、これはどう観てもダメでしょ。手抜き。こんなんなら作品数減らせば良いじゃん。

2004年の佐世保で起きた女子小学生の同級生殺しがモチーフになってるがつまらない。加害者の少女が2ちゃんでアイドル視されたとかってのも踏襲してて、それをアイドル主演でやるのもなんかな。一軒の家に如何わしい人間が集まって、なんやかんやで次々死んで行くって話にまとめておけばまだ観れたかも。『ヘイトフル・エイト』みたいに外は吹雪だったし。それが途中の懺悔タイムでグズグズに。長い上につまらない。電気ビリビリも結局なんだったのか。門脇麦が唯一の救いだけど全然活かせてない。ジャンル映画にする思い切りも社会派にする志しもないなら作らないで良いよ。アイドル映画としてもダメです。あと2003年の小学生女子はピンクのランドセル背負わねえだろ。徹底して台詞がダサいのも致命的。
TaiRa

TaiRa