上田

さびしんぼうの上田のレビュー・感想・評価

さびしんぼう(1985年製作の映画)
4.7
これもめっちゃええやん〜

子供が主役の映画で、ギャグ漫画かな?ってぐらい寒いギャグシーンが頻発するんやけど、それが気にならなくなっていって、ていうか普通に笑ってて、完全に2.5次元に引き込まれる感覚でした。
途中から松本大洋の描く昭和の子供ぐらいのエモさも感じてた。

お引越しと東京上空いらっしゃいませは観てる間、制作者から巨大なロリコンの霊圧を感じてたけど、さびしんぼうは観てて気づいたらマザコンの呼吸してた。
大林宣彦ってマザコンなんかな。
これはマザコンが観たら絶対泣くと思う。ていうか泣いた。めっちゃ綺麗に泣けた。でも終わるとき切なすぎてバッド入るかと思った。

相米慎二がロリコン向けで、大林宣彦がマザコン向けやから、両方ともはまった俺はロリコンやしマザコンやしどうしようもないな。
上田

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