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ダイ・ハード3のoden8のレビュー・感想・評価

ダイ・ハード3(1995年製作の映画)
4.1
"嫌だよ。お前のケツを踏み潰すまでは。"
by ジョン·マクレーン

"随分高く飛んだなぁ。"
"お前さんに鍛えられて。死ななくなったよ。"
by ゼウス

やっぱり"ダイ・ハード"の代名詞はタンクトップですなっ!!!今回なんか、登場から既にタンクトップオンリーやんよいっ!?パワーっ!!な人じゃないんやから…。とか言いながら、待ってました感を存分に満腹にしてくれましたわん。

ストーリーの構成が前ニ作よりも、気合いが注入されまくってるよねん。些か、一つ一つの展開に粗さは目立つものの。トラブルの怒濤のラッシュに、テンションで押し切られてまうわん。
序盤のサイモンゲームと中盤以後の追跡パートで異なる2種類の面白味が、一作品で楽しめるのもお得感満載だわさね。

今回は、おハゲ紳士同盟のサミュエルにぃさんが不運祭に巻き込まれてるから。興奮状態がノンストップで、涎が止まりまへんわい。W鬼ゾリM字ハゲの掛け合いが最高過ぎて堪りませんのよん。
冷静で真面目型物だったゼウスが、マクレーンに触発されて破天荒になっていくのがいいよね。否応なく不運に耐性がついてく感じが、環境に適応してしまう人間の悲しい性でござりまするな。

疲れてる時になら…こういったエナジードリンクみたいなテンションぶっ壊れ系アクションムービーもめっちゃ効くよねぇん。
カーアクション自体があまり好きじゃないけど、今作みたいなドタバタ系なら意外とありかもしれへんなぁ。

"ダイ・ハード"は、シリーズを重ねるごとに迫力勝負で大味になってきとるやん。もう、見所が黒ひげ危機一発ならぬMハゲ危機一発になっとるやん。マクレーンがどんなぶっ飛び方するか、目が離されませんわ。刮目地獄じゃ〜い。

ハーレムで神とランデブー
悪魔の船長が誘うデスデート
風雲急を告げる不運が
サンタと神の絆の凝固剤
お出かけの際はアスピリンを忘れるな

Cast(役者·キャラ) 4.5
Story(物語) 4
Architecture(構成) 4
Picture(画) 4
Acoustic (音) 4
24-31
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