前半と後半で印象がまるで違った。
前半は、正直辛かった。へんなCGとか、長すぎるレディガガの歌に乗せた三人の下手な踊りとか、目が点になって、こりゃ失敗だったかな、、、と。
あと三人の悪ふざけもいただけないし、言ってることとやってることの違いに気づかず自分の正当性を主張する感じにはイラつきすら覚えた。
でも後半、川に行ってからは、あれよあれよと一気に状況が変わり、ティーンの脆さ、ゆえの過激さ、不可逆性が展開され、自分の頃にも覚えがありどっと感情が湧いてきた。
最後のあのときああしてれば、は切なすぎた。たったあれだけでよかったのに、そうじゃなかったことでこんなことが起きてしまった。
LGBTはあまり大きな要素ではないです。それよりティーンの揺らぎ、危うさです。
どなたかが書いておられたが学校で見せたら?というのに賛成。こんな悲劇を起こさせないために、でも起こりうると思うからこそ、いまの自分たちを少しだけ俯瞰で見る機会になるかもしれない。