このレビューはネタバレを含みます
3幕に分かれてる映画の3つ目がよく分からなかった。
この夫婦はは何を言っているのか?
なんで急に仲が悪くなってるのか?
映画の一番最後にヨナタンが
(結局)死んでしまったことが分かって、やっと納得した。
っていうか、それを分かった上で
もう一度3幕目を見たから分かったのであって、
こういう、普通に映画館で観たら
よく分かんないで終わる映画嫌いですね。
一回観たら分かるように作ってくれよ。
そういう考えると、さすがメジャー映画大国の
アメリカ映画はよく分かりやすく出来てると思う。
あとね、映画ってその国の事情が
濃く反映されてればされてるほど
他国の鑑賞者にはよく分からなくなってくるもので、
この映画だとやっぱ3幕目で夫婦が軍のセレモニーについて
何で大受けして笑ってるのがよく分からなかった。
単に皮肉にしか見えないから笑ってるのか?
それともその国の人じゃないと分かりにくい暗喩があるのか?
ヨナタンが警備してる国境の殺伐として風景が良かった。
あそこであんな事件が起きてあんな風に処理されるとは。
あれは殺されたのはパレスチナ人なのか?
イスラエル人が観ればあの国境はどういう国境で、
そこを行き来してる人たちが何人なのか
見ればすぐに分かるんだろうけど、
他国人にはその辺も分かりにくかった。
映画の雰囲気としては好きなんだけど、
いくつかの点で残念だった。