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ポーカーの果てにのkazzのレビュー・感想・評価

ポーカーの果てに(2017年製作の映画)
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ユーモアの感覚と社会を見つめる視点のバランスが圧倒的に素晴らしい。さすがはターキッシュ。

小さな窓から見える世界。国を変えたいと願う世の中が窓の外を行き交う。国の仕組みを象徴するトランプで行うポーカーの、ジョーカーは批評精神の現れで、それで賭けをしながら思想や主義を語り合う。重層的に折り重なって行き交う人々の考えと思考。

最初の1秒から最後の一コマまで脳みそ浸透している超ロジカルで素晴らしい映画。
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