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ひかりの歌のmuscleのネタバレレビュー・内容・結末

ひかりの歌(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

「俺のこと好きじゃない?」「まっすぐだねぇ」ぎゃーーーーー。
告りあいと深夜散歩の後ろを爆速通過バスが横切る、切れかけの電球が跳ねる、かもめが飛ぶ。なんとなく「短歌の実写化」なんて言われて食指が伸びてませんでしたが、完全に死語になっているナスティでヴァルガなミニシアター邦画に堕してしまうことは一秒もなく、それどころか安易な理解を阻むようなロメールが『パリのランデブー』でやっていたような見た目はずしの繋ぎが省略と併せて用いられている印象があります。


こういう映画(どういうの?)ってまったくひとびとの文言が当てにならない(filmarksもTwitterも)んですが、ghostboatさんとみらさんがためらうことなくものすごい熱量で5をつけていて安心しました。そのいっぽうで土間理さんの「20年前の邦画が持っていた可能性とダメな部分を、それぞれ無批判に拡大したように見えた」ってのに納得してしまうし、とっても言い得て妙だなと思う。
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