映画館に置いていたリーフレットを見て面白そうだと思い視聴。
映画に効果音を吹き込む職人──フォーリーアーティストのドキュメンタリー映画。
『擬音 A FOLEY ARTIST』というタイトルからして台湾で国宝級と評されるほど凄腕の音響効果技術であるフー・ディンイーが擬音を生み出していく工程をたくさん見られるのかと思いワクワクしていたけど、予想に反して中盤までは台湾の音響効果の歴史を紹介するのみで、フー・ディンイーの仕事現場のシーンはほんの僅か。
少し前に見た『ようこそ映画音響の世界へ』の台湾版だな…という印象の作品だった。
台湾の音響効果の歴史を知ることができるという意味では貴重な作品ではあるけど、タイトルから連想していた内容とはだいぶ違っていたのが残念。
もっとフォーリーアーティストたちの仕事現場に密着して紹介してほしかったな……
