いやー面白かった。
怖いぞ〜〜っていうホラームービーってわけじゃない。てゆうかホラー映画かな？うーんまったく怖くないけど、話は面白かった！
パッケージの真ピンクのロゴから感じるライトでポップなイメージ通り。
毒々しく陰惨な悪気のない悪意。
攻めまくってる題材。
画のセンスがとても良い。
恐ろしい影像に乗るポップな安っちい音楽。
その違和感。謎の展開。
いやー不思議な映画でした。
岩井俊二好きなのかな。BGMでYEN TOWN BANDのMY WAYが重要なシーンでまるっと流れたのシーンが印象的でした。
美術も良いしメイクも良い。
いじめに遭う主人公、なんの悪気もなくいじめるクラスメイト、そこに突如現れる得体の知れない怪物。自閉症のオッサン、宗教に傾倒し自分の平穏しか保とうとすることが出来ない教師、激昂する親、かつて兵士だった老人、
果たして怪物は誰？
ああそうか。全員、怪物だ。
ラストシーンを見て納得したし、爽快感すらあった。
