結局閉じた視点によるあの頃は良かった目線にとどまってるのは気になるし、テーマ性の感じられないコンピアルバムみたいにさらっと流すだけならジュディマリ巻き込むなよとか色々思うところはありますが、場当たり的な懐かしさと切なさとわかりやすさを、あやまちを恐れずにどれでも全部並べてくれています。
オリジナルがダサい演出を盛り込んでいても泣けて笑えてカッコよかったのに対して、その距離感を図りかねてるのか、自覚的だからと開き直っているのか、とにかくシンプルかつ真っ直ぐにダサい部分も多いんですが、90年代J-POP育ちの脳がどっちでもIN精神で勝手にいい感じに補正してしまう。
自分でも褒めてるのか貶してるのかわからなくなってますが、楽しかったと言い切ろうにもなぜだか今夜はこんなに言葉のナイフ止められな…もういいですね。
誰が一番おいしいって三浦春馬で、何が一番懐かしいってティセラ！
