『あの頃、なんであんなに笑ってたんだろう』
味気ない専業主婦生活を送っている奈美は母のお見舞いに訪れた病院で偶然にも高校時代の親友・芹香に再会する。
しかし芹香は末期の癌を患い、余命一ヶ月を宣告されていて…
あ〜〜〜〜〜〜、、、
超センチメンタル映画ですこれ、、、
別にアムラーではなかったし、世代ど真ん中ってわけでもないんですが、女性なら誰でもウルってくるものあると思います。
私も時代は違えどギャル高出身なので…
まぁ彼女達とそんなに変わらない青春を送ってました。
部活も入らず毎日どっかのファミレスで馬鹿話したり、授業抜けてカラオケ行ったり、ダッシュで購買のパン買いに行ったり（笑）
でもそんなくだらない思い出なのに、何故か最近のことより鮮明に思い出せるんですよ…
それってやっぱり純粋に、100%で楽しい！や悲しい！を享受してたからだと思うんです。
過去への未練とか将来への不安を一切背負わず、その時々、一瞬一瞬を生きながら。
友達といれば当たり前になんでも出来ると思ってたし、失恋の度に世界の終わりを感じてた。笑
それが社会人になって背負う物が多くなると、常に余力を残しておきたくなって、仕事も遊びも恋愛も腹八分目で満足したフリ。
なんとなく過ごしてる毎日を「充実してる」と自分に言い聞かせて…
そんな自分を未来の自分が思い出しても、きっと今の私のような感情にはなってくれない。
当たり前だけど"今"って今しかないんだなって実感しました。
そう考えると、ありがたいことに学生時代の親友は今も私の隣にいてくれて、あの頃と同じようなテンションで接してくれます。
奈美が芹香に言った「芹香が私を取り戻してくれたんだ」って気持ちがわかる。
本当にありがとう。
だから行けるときに旅行とか行っておこうな（ここで伝える）
この作品を観て、子供な自分もまだまだはしゃぎたい欲も働きたくないって本音も全部ちゃんと持っておこうと思いました。
10年後の私に「あの頃は若くて良かったな〜」って言ってもらうために。
一生感動一生青春！by相田みつを
