韓国オリジナルのリメイク作。日本版ではコギャル時代の仲間を余命わずかな友の為に、当時の事を回想しながら探し出す話。
オリジナル版も大好きだけど、全く負けてないくらい良い。凄く良い。コギャル時代も年取ってからもキャスティングが抜群なのか皆んな素敵で目が離せないし、板谷由夏、渡辺直美、小池栄子、山本舞香が特に素晴らしい演技をしている。山本舞香のコギャル感が当時を生きていたかのようにそれらしい。仲間が集まっていく感じが泣けてくる。集めるのが探偵リリーフランキーってのも楽しい。それから90年代J-POPが所々で流れてきて、当時はあまり好きになれなかったけど、あらためて良いものだなと。
ラストのダンスは監督の得意とする所だろうけど、いつにも増して秀逸。演者が楽しそうだもの！コギャル時代に高校生だった人は、ちょっと痛かったりするかもしれないけど、直視した方がいい映画。きっと観てよかったってなると思う。
ラスト以外で一番グッと来たのはアル中ともさかりえの狂気の演技。今の己をよく見えてる人だな、立派だなぁ。
