高校時代の友達に会いたくなったなぁ。
箸が転げても笑ってたあの頃。
世代は10年くらい下だし、あんなにギャルでもなかったけど、制服の着方から、プリクラから、ショッパーから、懐かしい世界観の再現に、テンションが上がった。
大根監督の音楽使いもさすが。
sweety nineteen bluesはもちろん、ジュディマリとかcharaとかパフィーとか、嬉しくなっちゃうのをうまくいれてくれるよね。
そして、なによりキャスティングがよかったなぁ。
高校時代から、あぁこういう大人になりそうだよねという違和感のなさ。
小池栄子と渡辺直美の、わざとらしくないわちゃわちゃ感が最高で、こんな友達ほしいと思った。
ともさかりえのピュアさと幸薄いかんじもリアルだった。
エライザの圧倒的な美しさの説得力も。
高校時代の芹那も、あの時代の最強にかわいい子というかんじがよかった。
原作のストーリーや設定は忠実に、日本の90年代カルチャーの魅力をこんなにきらきらと蘇らせた大根監督は、本当にすごい。
オリジナルからのサブタイトルの変化のつけかたが、オザケンなのもいい。
この人のサブカルチャーを愛してるかんじ、好きだなぁとあらためて。
エンドロールのプリクラ帳感も、懐かしかった! あのシール持ってたよ。ソニプラで売ってるやつ。