音楽、描写、脚本など完成度の高さに圧倒された..というのが素直な感想です。
最後の合奏シーンでは鳥肌立ちました。
リズ=みぞれ、青い鳥=希美だと思っていたが、逆だったのだろうか。みぞれにとっては希美という確固たる存在が自らが飛び立つ壁となっていた。みぞれは自らと向き合い、希美に依存しすぎない生き方を選んでいく。終盤の下校時にみぞれが希美の先を歩くシーンはその象徴だろうと。
吹奏楽は物語の解釈や、演奏者との相性も大切なんだと学ぶことができました。『飛び立つ君の背を見上げる』からの鑑賞だったため人間関係などを深く見ることができました。水彩タッチの描写好きだなぁ。