このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ良かった最高でした!! まさか泣くとは…
時代を先取りしすぎた天才故にプライドが高く孤独で寂しがり屋な黎斗が黎斗なりに人間と関わろうとした話に見えました。人間たちが誰もいなくなった街を見下ろす黎斗の、貴利矢(プレイヤー)が来てくれた時の嬉しそうな顔ときたら!
戦闘シーンはどれも気合が入りまくりでレーザーの変身はバリエーションに富んでカッコよく、最後の泥臭い殴り合いは神vs人間から人間vs人間に戻った感じがしてグッときました。
またリプログラミングのくだりや最後に嘘を言い当てるくだりは頭が良くてエキセントリックで何をしようとしてるのか凡人には全く分からない黎斗と真正面から向かい合って人間に引き戻すには同じゲームの天才の永夢ではなくて、別の切り込み方をする人間の貴利矢でないと務まらなかったんだなぁ…と思えました。
黎斗の寂しさが溢れたような生まれる時代が違っていたら…という問いに、それでもまた時代を追い越してしまうんじゃないかと答えた貴利矢は本当に良かった。説明がしづらいけど本当に良かった。
それと正宗と黎斗の対話(ポーズ中にクロノスが爆発を突っ切ってゆっくり歩いてくるところは本当にかっこいい)で母を助けるために戦わないのかと聞いた黎斗は本当に子供の心のまま大人になったんだなあ。
また貴利矢と正宗のやりとりや淳吾の話など序盤からの心残りをどんどん回収していく様はゾクゾクしたしここまで見続けていて良かったと心から思えました。
エンドロール後の黎斗は貴利矢が見た幻とも、本当にまだ復活の手段を残しているとも見えてとてもよかったです。
本当にエグゼイドをここまで見続けてきて良かった。しかしまだ語り足りない。