ピナコ

らいおんウーマンのピナコのレビュー・感想・評価

らいおんウーマン(2016年製作の映画)
3.8
Netfelxで作品を検索しているときに見つけた作品

X-MENかな?
ストーリーは全然違いましたが根底に流れるものは同じですね。

本人の意思とは関係なく備わってしまった容姿。
それが絶世の美女であったらまたどんな人生を送ったでしょう?
それはそれで幸せとは別に争いが起こるかもしれません。

理解ある人もいた。
愛情を掛けてくれた人もいた。
皆一人ずつ違うのに何故?
でも私自身ももし身近にいたら変わらずに接することが出来るか分からない。

100年程前の設定。
サーカスや特殊な場所でしか生きられないのか?
その場所でも"一生慣れないわ"と云った仲間がいた。

本や知識は自分を裏切らない。
強い意志を持って自分の進む道を見つけた。
この映画は物語なのだからこのラストで良いと思う。

特殊であれば尚更
そしていわゆる普通と言われる人達もそれぞれ生きにくいのは同じ時に生きている仲間の視線や常識。
少しでも違う物を排除しようとする考え。
人間が弱いからだ。



父親役にあの『幸せなひとりぼっち』の主人公の方でした。
ノルウェー映画。

"奇麗"キレイという台詞がある。
"奇"の字を使うのですね
奇天烈、奇抜、奇っ怪、奇妙の"奇"
私はこの字に偏見を持っていました。
"綺麗"という字も同じなのです。
当用漢字かどうかの違いです。
初めて知りました。
ピナコ

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