紅茶

24フレームの紅茶のレビュー・感想・評価

24フレーム(2017年製作の映画)
3.4
キアロスタミ監督とアニメーションの相性は正直イマイチというところ。アニメーションが採用されることの意義、観る者が見ようとしているものに不意打ちをかけるような偶然の産物がキアロスタミ作品の核であると感じていたためかもしれない。全てが計算尽くされ、画面内の情報が作家の制御内にあることはアニメーションの特長でもあるが。
でも世の中に数多あるワンショット、それは例えば美術館に飾るような写真や絵画が撮られた前後のシークエンスを撮るといういわばふんだんのイマジネーション巡らせる彼の心意気は興味深い。
紅茶

紅茶