期待していたのですが。。
ホテルマンの働きっぷり、木村拓哉の人を見抜く力を描いているところ、連続殺人事件のトリックは悪くはないですが、豪華キャストを配することができるから映画にしたと思うんです。
そして豪華キャストにすることでだれが犯人かわからないという良さがあるのに、その豪華キャストとやらの誰が犯人か？が全くいきていない。（よくよくみるとそんな豪華キャストでもないことにも気づきましたが…）。
一人ひとり、あさーいよくある人間ドラマげなエピソードをからめながらつぶれていくし、そもそも犯人か？と疑う理由がない。なんとなく怪しいとか、ほんましょーもない理由でマークする。ミステリーとして全然つまらない。
あと人間ドラマ部分でも、あんなに上映時間があるのに登場人物全員、実在感ないということがすごかった。人の生き死や働くことが描かれてるのにもかかわらず。ある意味すごい。
誰も掘り下げられずメイン2人もぺらっとした人物像でしかないのが悲しかった。英語できるとかいれるならしゃべらせろ！部屋番号言うとことか、流れ的にかっこ悪すぎて長澤まさみのキャラがつかめなさすぎ。
事件解決からエンディングが長すぎてびっくりした。仮面舞踏会イメージシーンと、キムタクのいきなり「ホテルっていうのは～」の長セリフ、いります？
ふうう。怒りすぎて思わず長々とごめんなさいですが、
ミステリーとしても人間ドラマとしてもダサいとしか言えない。
せっかくの原作、豪華キャストをこんなありきたりな2時間ドラマ的な
プロットに落とし込んでることが悲しい。邦画がんばってほしい。。
