マスカレード・ホテルのyousukettieのネタバレレビュー・内容・結末

“ホテルに来られるお客様は皆、仮面を被っている。仮面の下の素顔を想像はしても、仮面を剥がそうとしてはいけない。”

木村拓哉、長澤まさみ主演。東野圭吾小説原作映画。

原作未読にて。様々な人々が集まる場所、ホテルを舞台としたミステリ。次々と怪しい人々が現れるもんだから、最後まで飽きずに見られた。最近キムタクにハマっているので、若干満足感に個人的な主観がありつつ…彼特有のクセを活かして、おもしろくおかしく仕上がっていたと思う…！全員容疑者で犯人はどいつだ？っていう一つの大きな謎解きサスペンスを想像していたんだけど^^; 小出しでいろんな出来事が起きては完結していく中で、それぞれのショートストーリーにドラマがあってこれはこれでアリだなと。出てくる役者みんな豪華だから、次は誰？って楽しみもあったように思う（自分が鑑賞前にキャストを細かくチェックしていなかったのもあるが）。バックグラウンドにある大筋の事件の真相が段々明らかになっていく部分も、うまーく融合されていた。レジャー業界に実際務める自分としては、接客のあり方とか、もてなす側ともてなされる側の関係とか、色々考えるところもあった。実際ホテルにはね…ああいう文化があるもんなんです。仮面舞踏会って表現はすきだなー。

お前はいつからホテル側の人間になったんだ、なんで突っ込まれてたけど、段々ホテルマンに染まりつつあるキムタクにも要注目。いつもの独特にだらしない感じもいいけど、カチッとキマってるキムタクもかっこよい。また、ツッコミどころ満載のガバガバな潜入捜査は、それも一興ということで。笑 普通にホテル内で大事なこと話しすぎです、あなたたち^_^;

キムタクに抵抗がない人は是非！
さんまはどこにいるか、見つけられず。