単純にホテルマンへの敬意が高まる映画。アルバイトの接客ですらダルい自分とはかけ離れすぎたホスピタリティの塊でした、、一流ホテルに宿泊できる女になりたいなあ。「ホテルの外では無力」という台詞ですが、じゃあホテルの中ではそのおもてなしを存分に享受して感謝を伝えたいもんです。
映画的な話では、私の思い違いかもしれないけど「マスカレード・ホテル」という題名に関連する話題が出る度に、それまで美しく保たれていたシンメトリーの世界が少しいびつになる演出が印象的だったかなあ。客が偽った姿でホテルにやって来る、というところに呼応して人為的に作られた対称的空間が歪められる、、みたいな思惑があっての演出だったら面白いなあ。
テレビでやったらもう一回観たいな、って感じの映画でした！あとキムタクは最近かっこよさに気づいてきたので、彼にほだされそうなストレートな恋愛映画とかが観たくなった。
