邦画はあまり観ませんが、この作品は上映される時から気になっており、ようやく観れました！
ストーリー
「ホテル・コルテシア東京」は全てのサービスが行き届いた高級ホテルである。ホテルには様々なお客様が宿泊される。お客様が心地よく過ごせるように従業員たちは、日々、最高級のおもてなしを提供していた。
一方、東京都内では3件の殺人事件が起きていた。残された暗号から犯人は同一犯である可能性が高いとし、連続殺人事件として捜査が行われることに。3件目に残された暗号から、次の殺人はホテル・コルテシア東京で起きると推測された。捜査員達によって4件目の殺人を防ぐため、そして犯人逮捕のため潜入捜査が行われることに。そこでフロントスタッフとして潜入捜査をすることとなった新田浩介は、協力者兼補佐役であるホテルの従業員・山岸尚美と共に行動する。最初こそ、ぶつかり合う2人。しかし、お互いに相手の仕事に対する真摯な態度を知り打ち解ける。2人は、互いの視点を活かしながら殺人事件の真相に近づいて行くのだがーー
最初は、相手を理解出来ずぶつかり合う2人が徐々に打ち解け協力し始める姿は、まさに相棒！尚美のホテルスタッフとしてのプライドと信念、浩介の刑事としての思いにぐっときました！
そして、この映画はただのミステリーではありません。訪れる個性的なお客様には、それぞれ物語があり彼らがホテルから帰られる場面はジーンときました。
また、2人の仕事に対する誇りが素敵でカッコイイなぁと思いました。
最後は、お節介なユーモアで思わずニヤニヤ(笑)
ミステリーなのに、あまり暗い部分が感じられなかったのは舞台となったホテルが明るい高級感にあふれていたからでしょうか？(笑)屈辱に耐える浩介の姿も笑えました。
ただ、サービスは少し過剰過ぎて現実味を感じられないところもありました^_^;
人間性が面白い映画だと思います！
